docomo IDでdマーケットの映像・コミックなどが楽しめる「docomo Smart Home」戦略のコアとなるか?僅か9,975円で買える10.1インチWi-Fiタブレット『dtab』by @Nexus_K ( 2013-04-01 05:30:00 )
ドコモが、この春から手掛ける新たな戦略・サービスが「docomo Smart Home(以下、Smart Home)」である。
Smart Homeとは、ドコモスマートフォンがタブレット、テレビ、多彩な家電機器に繋がることで、家じゅう、いつでもどこでもお好みのコンテンツを楽しむことが出来るというものである。
- docomo Smart Home
http://www.nttdocomo.co.jp/product/2013_spring_feature/dsh/
Smart Home対応製品は、条件を満たせば無料でレンタルできるカラフルでスタイリッシュなルータ「Home Wi-Fi」、自宅のテレビをスマートテレビにすることが出来る「Smart TV dstick」があり、それらに続く、第3の製品としてリリースされたのが、10.1インチのWi-FIタブレット「dtab」である。
- Huawei Technologies(ファーウェイ テクノロジー)製 『dtab』
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2013/03/21_00.html
http://www.nttdocomo.co.jp/product/2013_spring_feature/dsh/dtab/
http://www.nttdocomo.co.jp/product/tablet/dtab/
dtabは、spモードを契約しているスマートフォンのdocomo ID・パスワードを入力することで、追加の回線契約をすることなく、dマーケットの動画・コミック・ショッピングなどの豊富なコンテンツを楽しむ事ができる。
ドコモオンラインショップでの通常販売価格は、25,725円だが、2013年9月末までは、dビデオに6か月以上加入することなどを条件に僅か 9,975円 で購入できる戦略的なキャンペーン価格を設定している。
また、3月27日正午よりドコモオンラインショップで先行販売が開始されたが、2時間弱で初回分完売、本記事執筆中の時点(3月31日)では、4月14日以降発送分の注文を受付ており、注目度の高さが伺える。 全国のドコモ取扱店では4月中旬(予定)以降発売となっている。
さて、前置きが長くなったが、筆者も運良く初回分を購入できたため、早速レビューしていく。
付属品・外観
まずは、付属品と外観を確認していく。
箱は白を基調としたデザインでいたってシンプルである。
内容物は、本体以外に、microUSBケーブル、ACアダプタ、スタンド(試供品)、クイックスタートガイド、保証書である。試供品であるものの、スタンドが付属しているのは嬉しい。
次に外観を確認していく。
本体前面には、約130万画素のインカメラ、照度センサーがあるのみである。
背面は大半がアルミ素材で出来ており、値段に対して安っぽさというのは感じられない。また、丸みを帯びているため、しっかりホールドすることが出来る。
上部には約300万画素のカメラとマイクがあり、左右にはステレオスピーカーが存在する。キャンペーン価格で1万円弱という値段にも関わらず、ステレオスピーカーを搭載しているところは、さすがはコンテンツを楽しむためのタブレットと言ったところであろうか。
電源ボタンとボリュームボタンは左側面、イヤホンジャック、microUSB端子は右側面にそれぞれ存在する。
外部メモリは最大microSDHC 32GBまで対応しており、本体上部のカバーを開けた部分に挿入する。
ソフトウェアと基本機能
続いて、ソフトウェアおよび基本機能について確認していく。
ホームアプリケーションは「Pallet UI」が採用されているが、他のドコモタブレットと違いdtab用にカスタマイズされたものである。
具体的な違いは、右側のドック部分にdマーケットのトップページ、ならびに、それらの各種コンテンツにアクセスするショートカットが設置されている点である。
ドックの下部には、ブラウザ、playストアのショートカットも配置されている。ただし、これらの移動、削除が出来ないため、特にブラウザは標準ブラウザ以外のブラウザを使いたいという場合には、ホーム画面上にショートカットを作成するか、アプリケーション一覧から起動させるなどの方法を取る必要がある。
dtabはコンテンツを楽しむタブレットだけあり、省電力、表示関連、音の設定が充実している。
省電力設定では、バッテリーセーバー、バランス、パフォーマンスの3種類から選択することが可能となっており、用途に応じて使い分けることが出来る。
表示関連では、画面表示物の色に応じて明るさを調整できるスマートバックライトと呼ばれる機能が搭載されている
色温度は、暖色寄り、寒色寄りかシークバーを動かして設定できるようになっており、シンプルで分かりやすい。
さらに、Dolby Digital Plusを搭載しており、迫力のある音を楽しむことが出来る。
画面自動回転のオン、オフ切り替えなどの設定は通知エリアのトグルスイッチからも可能となっている。Wi-Fiのオン、オフ切り替えは設定画面にて行うタブレットが多い中、Wi-Fiタブレットということもあってか、同様にここで切り替えが可能となっている。
まとめ
dtabは、キャンペーン価格で、9,975円という価格のものの、決して安かろう悪かろうではなく、ハードウェア、ソフトウェア共に、コンテンツを楽しむためのタブレットとして作られていることが分かった。 また、注目度が高い製品ため、欲しい人は早めに注文することをお勧めする。
最後に、OSにAndroid 4.1を採用しているdtabであるが、早い時期にユーザ切り替え可能な4.2へのアップデート配信を期待したい。 ユーザ切り替えが可能になれば、さらに家族で共有できるタブレットになるであろう。
[執筆:Nexus_K]
Twitter: @Nexus_K
blog: TAB×TAB http://tabxtab.net/
タブレットソリューションを手掛けるシステムエンジニア。 プライベートでもタブレットのことばかり考えている無類のタブレット好き。
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外観&付属品
http://app-coming.jp/346.html
ソフトウェア編
http://app-coming.jp/365.html
Pen Flow編
http://app-coming.jp/370.html - docomo IDでdマーケットの映像・コミックなどが楽しめる「docomo Smart Home」戦略のコアとなるか?僅か9,975円で買える10.1インチWi-Fiタブレット『dtab』by @Nexus_K
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