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明るくキレイなIGZOディスプレイ搭載、au 4G LTE対応シャープ製Androidタブレット『AQUOS PAD SHT21』特集:Pen Flow編 by @Nexus_K
( 2013-01-28 14:45:00 )

au 4G LTE対応AndroidタブレットAQUOS PAD SHT21

KDDIより12月7日に発売されて1か月が経過したシャープIGZOディスプレイ搭載Androidタブレット『AQUOS PAD SHT21』の「タブの人」Nexus_K氏によるレビュー特集最終回『Pen Flow編』をお届けします。 
 

AQUOS PAD SHT21特集 Pen Flow編

前回のソフトウェア編に引き続き、AQUOS PAD SHT21(以下、AQUOS PAD)のレビューを行う。今回は、前回触れた「Feel UX」と並ぶ、AQUOS PADの主要機能である「Pen Flow」を見ていく。 

Pen Flowは2つの機能で構成される。表示中の画面に瞬時に手書き入力を行える「書」メモ機能と「書」メモで作成したメモの閲覧、編集などを行える「書」ノート機能である。

「書」メモは、下部のシステムバーに表示されているペンアイコンをタップすることで、起動することが出来る。

AQUOS PAD SHT21

「書」メモを起動すると筆箱が表示される。 この筆箱には、左上から順に、戻すキー、ペンツール、カッターツール、消しゴムツール、ペン先編集、共有キー、背景画像切替の機能が搭載されている。

AQUOS PAD SHT21

ペンは3種類ストックすることが可能である。主に使うペンを設定しておけば、色を変える度にペン先編集を行うという手間が極力省くことが出来る。この辺の気配りは非常に嬉しい。

ペン先の形状は先が細いタイプか、マーカタイプの2種類しかないが、色のバリエーション、30段階で設定できる太さ、マーカーとの相性がよい透明度などを組み合わせることで、多彩なペンを使うことが出来る。

AQUOS PAD SHT21AQUOS PAD SHT21

筆箱の中で特に興味を惹いた機能は、共有キーと背景画像切替の2つである。
共有キーは、名前の通り、書いたメモを共有する機能である。ただ、共有する時の形式がPNG形式の画像だけでなく、PDF形式が選択可能という点は、ビジネスユースを考えてのことであろう。

AQUOS PAD SHT21

また、背景画像切替は、簡潔に説明すると「チラシの裏」にメモを取るイメージである。ウェブページ閲覧中に電話が着て、メモを取りたいといった場合に、この機能を実行すると、今まで見ていたウェブページが裏返り、白い面が表示される。ウェブページに直接書き込むより断然こちらの方が見やすいメモになる。

AQUOS PAD SHT21

保存アイコンをタップすると、書いたメモが「書」ノートに保存される仕組みとなっている。

KDDI

続いて、「書」ノートについて見ていく。
「書」ノートは、アプリ一覧から「書」ノートアプリを起動するか、システムバーのペンアイコンをロングタップすることで起動できる。

「書」ノートは、カレンダーと手書きノートが統合されたもので、いつ作成したメモなのかを管理することが出来る。
前述の通り、「書」ノートは、メモの新規作成だけでなく、「書」メモで作成したメモの編集が行える。

AQUOS PAD SHT21

編集したい箇所をロングタップすると、メニューが出てくるため、編集したい内容を選択する。
ただし、色の変更では、細かく色の設定が出来ない点に注意が必要である。

AQUOS PAD SHT21AQUOS PAD SHT21AQUOS PAD SHT21

また、「書」ノートの筆箱の機能は「書」メモと一部異なっており、画像の挿入、音声の録音と挿入、領域の選択が可能である。

音声は既にある音声ファイルを挿入することが出来れば、打ち合わせで作成したメモと音声を組み合わせるといった使い方も出来、より使い勝手がよくなったのではないかと考える 

AQUOS PAD SHT21

「書」ノートで興味を惹かれた機能は、手書きの検索機能である。 探すアイコンをタップすると、検索ダイアログが表示されるので、探したい手書きの入力、対象期間とペンの色を選択して検索する。

つまり、手書き文字を手書き文字で検索するということである。欲を言えば、手書き入力でだけではなく、キー入力も行えるようにして欲しかったところである。 

AQUOS PAD SHT21AQUOS PAD SHT21AQUOS PAD SHT21
 

まとめ

今回は、手書き入力機能である「Pen Flow」を見てきた。 主要機能の1つとして謳っているだけあり、ほぼ抜かりはない。

また、メモ帳とカレンダーの融合である「書」ノートや「書」メモの背景画像切替などは使い勝手の良さだけでなく、使うことの楽しさまで感じる事ができた。
しかし、より使い勝手がよく出来るのではないかと感じ部分も少なくなく、その点については次期モデルに期待したい。

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これまで計3回AQUOS PADのレビューを行ったきた。最新のタブレットと比べるとスペックは劣るものの、レビューを通して、持ち運び易いサイズ、シンプルで使いやすいFeel UX、シャープらしさが詰まったPen Flowなど、これからも使っていきたいと思わせてくれるタブレットであると感じた。
 

KDDI

Twitter @Nexus_K 執筆: タブの人 Nexus_K

 Twitter: @Nexus_K 

 タブレットソリューションを手掛けるシステムエンジニア。  プライベートでもタブレットのことばかり考えている無類のタブレット好き。
 

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明るくキレイなIGZOディスプレイ搭載、au 4G LTE対応シャープ製Androidタブレット『AQUOS PAD SHT21』特集 by @Nexus_K

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