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au 4G LTE対応2012冬モデルG'zOne TYPE-L CAL21特集：G'zOne愛好者からみた購入直後直感レビュー（後編）
( 2012-11-07 23:55:00 )

G'zOne Type-L CAL21

2012年11月2日に発売が開始された、KDDIの2012冬モデルau 4G LTE対応Android搭載スマートフォンの中でも最も個性的かつファンが待ち望んでいた新しいG'zOne TYPE-L CAL21特集『au 4G LTE対応2012冬モデルG'zOne TYPE-L CAL21特集：G'zOne愛好者からみた購入直後直感レビュー』の後編です。
　

G'zの『声』は大気を震わす！スピーカーの音質にびっくり！

G'zOne Type-L CAL21

　CAL21のデザインでまっさきに目につくところといえば、やはり前面で主張するステレオスピーカーでしょう。　　このスピーカー。決してデザインだけの主張ではなく、音でもしっかり主張をしてくれます。これには非常に驚きました。まさかここに本気を出してくるとは思いもよりませんでした。

音楽を流してみるとスマートフォンのスピーカーとは思えないような豊かな音が聞こえてきます。聴者の判断によるところもありますが、ちょっと音にこだわったノートPCに近いくらいの音が出るのではないでしょうか。

また、ヘッドフォン/イヤホンで音楽を聴くとわかる独特の音質。音が良い、それ以上に「俺を買うようなお前らはこういう音楽が聴きたいんだろ！？」とピンポイントで狙ってきているようなチューニングを施されているように感じました。高音低音の広がりを重視していますね。その分ボーカルがぐっと引きます。ライブ音源に近いような感じでしょうか。音質まで尖っています。

G'zOne Type-L CAL21

また、CAL21には音楽や動画再生効果としてサラウンド、イヤホン補正も設けており、これもまた音へのこだわりを感じます。

非常に高い防水性能を誇っていることもあり、イヤホンキャップがついているためワイヤードで音楽を聴くにはやや不向きではありますが、Bluetoothなどを使ってそれを克服すれば音楽再生用端末としても十分に使えるのではないかと筆者は感じました。
　

戦士が休息するための必需品。待望の卓上ホルダが同梱

特に防水端末には欠かせないといっても過言ではない卓上ホルダが、CAL21には標準で付属しています。前機種IS11CAにはついてこなかっただけに非常に嬉しいですね。

G'zOne Type-L CAL21

卓上ホルダは横向きに設置するので幅をやや取るのが気になりますが、その分安定感はあります。ガチャっとしっかりはまるのもますます安定感を感じさせてくれます。　卓上ホルダに端末をセットすると、デフォルト状態では上記写真のように専用画面が起動します。これは設定によって起動しないようにすることも可能です。

特にCAL21はUSB端子に非常に頑丈なキャップがついているので開閉も思いの外めんどくさく、また緩みも心配になってくるので卓上ホルダはやはり手放せません。頭では便利だとわかっている以上に、やはり使ってみると尚の事便利だということを実感することができました。そのため筆者は卓上ホルダを別売り（税込976円）で購入し、自宅、仕事場どちらでも使えるように配備しました。
　
欲を言えば、卓上ホルダに端末をセットしていると電源ボタンが押しにくい位置にきてしまうので、そこのところの配慮が欲しかったところですが、非常に満足しています。
　

G'zOneという世界観をますます研ぎ澄ますことに成功した『凶器』！

以上、筆者がCAL21を購入して数時間で感じたことを書かせていただきました。

正直に言えば、CAL21 G'zOne Type-Lは万人に対してオススメできる機能というもののが少ないと言えると思います。あらゆる部分を尖りに尖らせている結果、近づくユーザーを傷つけてしまいそうなくらいです。

しかし、その世界観に共感できたら、これほど購買意欲をそそられる端末も少ないのではないでしょうか。その共感できる潜在意識を持ったユーザーにピンポイントに的を絞った端末。それがG'zOneという端末なのだなと改めて実感できる機種だといえるでしょう。　特にG'zOneという世界観を求め続けているユーザーの皆様には、ぜひ手にとっていただきたいと思わずにはいられません。

ただ、ユーザーの的を絞っている結果でしょうか、筆者が購入した店舗では入荷数が大変少なく、他店舗でも同じような状況のようです。　また値段も突出しているこの端末。auの秋冬モデルの中ではトップの値段となっているので、購入するのにも普通に考えればそれ相応の覚悟が必要になると思われます。
　
良い端末である以上にいろいろと悩ましいこの端末。筆者は更に使い込んでいろいろと良い所悪いところを導き出そうと思います。
　

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Snake氏執筆： すねいく

モバイル回線を駆使しひたすら遊びまくるおっさん。
スマートフォン含めモバイル機器が大好き。 いつどこにいても仕事も遊びも全力でできるモバイル環境を模索しながら日々生きている。
 

 

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