KDDI 2013夏モデル特集【4】URBANO L01(京セラ):大人のための上質なスマートフォン(前編) ( 2013-06-03 08:30:00 )
KDDIが5月20日に開催した『au発表会2013 Summer』で発表されたAndroidスマートフォン夏モデル4機種から、6月下旬の発売を予定している、30代から40代をターゲットとした大人のためのスマートフォン『URBANO L01(京セラ)』を概要(前編)とITmedia主催「URBANOタッチ・アンド・トライイベント レポート(後編)に分けて紹介する。
- KDDI
URBANO L01製品情報ページ
http://www.au.kddi.com/mobile/product/smartphone/l01/
プレスリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2013/0520d/
SUMMER SELECTION 2013
http://www.au.kddi.com/mobile/product/selection/
- 京セラ
URBANO L01製品情報ページ
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/l01/
プレスリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2013/0504_bate.html
URBANOシリーズは、KDDIの大人向けのフィーチャーフォンとしてシャープ、ソニー・エリクソン(現ソニーモバイル)が開発してきたブランドで、2012年春モデルから京セラのスマートフォンDIGNOシリーズをベースとした商品開発が行われており、昨年5月30日発売のURBANO PROGRESSOはDIGNO ISW11Kをベースに、今回のURBANO L01であればDIGNO S KYL21をベースにしている。
URBANO L01は、半年前のDIGNO Sをベースにしているが、ブラッシュアップと一部のスペックアップされたURBANOは、完成度の高いスマートフォンとして仕上げがり、かつCPUなどのスペックを据え置く事で値段を抑制することができるはずだ。 最新・最高スペックを望む人にとっては、興味の対象外となるが、大人向けの初スマホとしては、バリューがあるだろう。
今回は、5代目となるURBANOだが、初代URBANO同様にサブネームはなく『URBANO』として発表されているが、旧URBANOフィーチャーフォンからの買い換え誘導を考慮しても、シンプルなブランド名だけで良いのかもしれない。
外観は、URBANOシリーズらしいグリーンと、ホワイト、ブルー、ブラックのカラーバリエーションがある。 グリーンは光沢塗装されているため、やや指紋などが目立つ印象だ。ブルーとブラックはマットで手の馴染みもよく、特にブラックは単に艶消しなだけではなくキラキラとしており、ガラスの粒子が塗装に含まれているとのことだ。
ボタンなどのパーツにメタル素材を使用しており、カラーバリエーション毎に各メタルパーツの色も異なっている。グリーンにはゴールド、ホワイトにはシルバー、ブルーにはチタンゴールド、ブラックにはチタンシルバーといった具合だ。
※メタルパーツの色は、説明員による表現であり、かつ質問時の思いつきであって、正式な色名ではない。
ソフトウェア面では、ケータイからの乗り換え層をターゲットとした「エントリーホーム」が、ケータイのような操作性を実現している。
その他、消費電力を抑える「省電力ナビ」、アドレス帳が「あかさたな」だけではなく「あ」から「あいうえお」から選べるインデックス機能、留守電不要な伝言メモ、ミドルエイジにも優しい標準サイズの1.75倍に拡大した「でか文字」、話してアプリを起動する「すぐごえ」、タニタの健康管理アプリHealthPlanet(ヘルスプラネット)との連携など、ターゲット層にマッチした機能が充実しており、しっかりと差別化されている。
音声通話も、得意の「スマートソニックレシーバー」により、ディスプレイ面から音と振動で相手の声を伝えることでクリアで聴きやすく、通話音声の調整機能も「ノイズキャンセル」「ゆっくり通話」および新たに「聞こえ調整機能」が追加され、より良い音声通話環境をサポートしてくれる。
性能面は、前述の通り2012秋冬モデルDIGNO S KYL21をベースとしていることで、CPUは1.5GHzデュアルコアと、この夏モデルとしては、低いスペックとなるが、RAMは1GBから2GB、バッテリーは2,520mAhから2,700mAhに容量アップしつつも重量は17gの軽量化、メインカメラは808万画素から1,300万画素、防水はIPX5/IPX7からIPX5/IPX8へとスペックアップを図っている。
バッテリーの大容量化に伴い、フル充電に要する時間も長くなりがちだが、専用の卓上ホルダでは、急速充電に対応しており、僅か30分で50%(1,350mAh)もの充電が可能となった。
急速充電に対応して電流を多く流す為に、端末本体の左サイド上部に接点が5箇所あり、丸いドットが5つ並んでいる。デザイン上のアクセントとしても悪くはないが、凹んでいるため、汚れると手入れがやや手間かもしれない。
また、時期は秋頃とかなり先の発売予定ながら、非接触充電Qiに対応した電池パックと専用電池フタをオプションとして提供される予定だ。 Qi対応電池パックは、本体から外した状態での単体充電も可能だ。
URBANO L01スペック
- サイズ(幅×高さ×厚さ):約65×134×10.8mm
- 重量:約140g
- 連続通話時間(音声通話時/日本国内使用時):約1,210分
- 連続待受時間(日本国内使用時):4GLTEエリア:約510時間、3Gエリア:約620時間
- 充電時間:約140分
- 電池容量:2,700mAh
- 外部メモリ/推奨最大容量:64GB microSDXC
- 内蔵メモリ容量:ROM 約16GB、RAM 約2GB
- アドレス帳登録件数:本体メモリの空容量に依存
- ディスプレイタイプメイン:約4.7インチ1,280×720(HD)TFT液晶・約1,677万色
- 防水:○IPX5/IPX8
- 防塵:○IP5X
- auICカード:aunanoICCard(4GLTE)
- OS:Android4.2.2
- CPU:MSM8960 1.5GHz デュアルコア
- 4GLTE:○
- 3G(WINHIGHSPEED):○
- WiMAX:―
- 通信速度(送信):4GLTE:最大15Mbps/最大25Mbps、WINHIGHSPEED:最大5.5Mbps、3G:最大1.8Mbps
- 通信速度(受信):4GLTE:最大100Mbps/最大75Mbps、WINHIGHSPEED:最大9.2Mbps、3G:最大3.1Mbps
- テザリング:○(最大10台)
- Wi-Fi規格:IEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
- Bluetooth:Ver.4.0
- 赤外線通信:○
- カメラ有効画素数:メイン:約1,300万画素、サブ:約97万画素
- ワンセグ(視聴):○
- ワンセグ(録画):○
- バイリンガル機能:○(日本語/英語)
- グローバルパスポート:○(CDMA/GSM/UMTS)
- GPS:○
- おサイフケータイ:○NFC(Felica搭載)
- 情報取得/リンク(NFC):○
- 緊急速報メール:○
- 緊急通報位置通知:○
- SMS(Cメール):○
- Eメール(…@ezweb.ne.jp):○
- 簡易留守録:○
- HDMI出力:○ MHL(MHL-HDMI変換アダプタが必要)
- 同梱品:急速充電対応卓上ホルダ
au +1 collectionでは、スタンドになるフリップケースなどが発売される予定
ITmedia主催「URBANOタッチ・アンド・トライイベントレポート(後編) に続く >>
- KDDI 2013夏モデル特集【4】URBANO L01(京セラ)
大人のための上質なスマートフォン(前編)
http://app-coming.jp/478.html
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大人のための上質なスマートフォン(後編1)
ITmedia主催「URBANOタッチ・アンド・トライイベント
http://app-coming.jp/479.html
KDDI 2013夏モデル特集【6】URBANO L01(京セラ)
大人のための上質なスマートフォン(後編2)
ITmedia主催「URBANOタッチ・アンド・トライイベント
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