【特集】2014年に期待するスマートフォンベンダー ~Nokia~ ( 2013-12-31 16:00:00 )
2013年最後の記事は、2013年振り返り特集「2013年におけるスマートフォンのグローバル市場」「2013年におけるスマートフォンの国内市場」の延長として、国内向け2013冬モデルをリリースしていないNokia(ノキア)、Motorola(モトローラ)、HTCの3社について、2014年への期待をまとめた。
まずは、国内撤退から5年が経過するNokiaから。
国内撤退から5年が経過したNokia(ノキア)
~せめて、Microsoftが技適を取ってくれればと願う~
2013年振り返り記事でも触れたが、Nokiaは、Symbian OSを中心に展開してきたが、2011年からはWindows PhoneベースのLumiaシリーズへとシフトしている。
日本からは既に撤退して5年が経過しており、海外端末を購入することしかできないが、2012年冬モデル以降のLumiaシリーズは、国内コアユーザ層のファンも多く、Expansysなどの輸入事業者から購入する人が増加しているようだ。
Windows Phone 8スマートフォンのシェアをほぼ独占しているNokiaだが、高品質なカメラレンズで有名なZEISS(Carl Zeissからブランド名が変更されている)と、Nokia独自のカメラ技術PureViewによるLumiaのカメラは、スマーフォンではダントツといえる仕上がりが最大の特徴だ。
実際に、20MピクセルのPureView ZEISS搭載Lumia1520のカメラを試したが、やや薄暗い店内でも明るく、ナチュラルで、雰囲気のある写真が撮れることを確認している。
最近の機種でいうと、41Mピクセルカメラを搭載したLumia 1020.htmlや、最新チップセットSnapdragon800と20Mピクセルカメラを搭載した6インチファブレットLumia1520.html の2機種が特徴的で、Lumia925なども含めハイエンド機種として人気が高い。
とはいえ、現状では技適マークの問題があるため、気軽に輸入端末で楽しむこともできない。 技適マークの代わりに、海外の認証マークを得ているものを一定の条件で使用できるような規制緩和があれば良いのだが、現実的ではないだろう。
そうなると、2014年第1四半期にNokia買収を完了させるMicrosoftが技適認証を取得し、主力商品をタブレットSurfaceシリーズと同様の販売チャネルで扱ってもらうことからスタートできるのではないかと、願っている。
また、Nokia Research Centerによる独自技術のNokia KineticやNokia Morphによるウェアラブルな新しいガジェットのリリースも噂されており、2014年に登場する新製品への期待は高く、自身としても、Nokia E61以来となるNokia端末の常用をしたい。
Nokia Research CenterのMorph
【特集】2014年に期待するスマートフォンベンダー
- Nokia
http://app-coming.jp/636.html
- Motorola
http://app-coming.jp/637.html
- HTC
http://app-coming.jp/638.html