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★HTC J one HTL22特集★9月10日配信のアップデートは『神アプデ!』という声が聞かれるぐらい改善ポイントが満載
( 2013-09-11 22:30:00 )

レッドメタル登場! HTC J one HTL22特集 

KDDIの夏モデルとして5月20日に発表されたHTC J one。 待望のアカ=レッドメタル(Red Metal)が8月24日にカラーバリエーション追加された事を機にスタートしたスマートフォン王国とのコラボ企画と並行しての、AppComing編集部による特集第2弾は、昨日に配信が開始されたアップデートに関してお伝えする。

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HTL22のアップデート通知画面

発売直後の6月11日にもアップデートがあったが  、その際は、ファイルサイズも約50MBと小さく、「ブラウザで文字を入力する際、意図しない位置に文字が入力される場合」などのバグフィックスなどの少変更に留まっていた。

「神アプデ!」という声も聞かれる今回のアップデートで何が変わったのだろうか?
 

 

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ネット上では、他メーカーの新商品を発表直前で盛り上がっている最中、今回のHTC J one HTL22向けアップデートの配信が開始されて間もなく、そのアップデートの内容が素晴らしいと、SNSを中心に大きな話題となっていた。

メジャーな変更点はAndroid OSが4.2.2にバージョンアップされた事だが、話題の中心は、その他の機能改善や操作性の向上についてのものであった。

以下、1項目ずつ紹介していく。
 

Android 4.1.2から Android4.2.2 へのOSマイナーバージョンアップ  

つい先日に発表されたAndroid 4.4 KitKatや、IFA2013で展示されたHTC one Vivid Blueに搭載されたAndroid4.3でもなく、Android4.2.2 である。 つい先日に発表されたAndroid 4.4 KitKatや、IFA2013で展示されたHTC one Vivid Blueに搭載されたAndroid4.3でもなく、Android4.2.2 だ。

このアップデートに伴ってか、従来は通知エリアの設定メニューへのボタンから個別に設定という操作が、通知メニューからトグルスイッチ一覧へと変更され、主要な設定項目がスグに表示でき設定変更できるようになった点が、日常の利用シーンにおいてかなり価値の高い変更になったといえるだろう。

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設定へのショートカットボタンがトグルスイッチへのボタンに変更。
鎮座していた「省電力オフ」メニューが消えてかなりスッキリした。

例えば、標準搭載のウィジェットに「モバイルデータ通信」のOn/Offも無かった為、Wi-Fiのみの使用と切り替える手間がかなり軽減されることになる。 設定可能な項目は、明るさ、設定、Wi-Fi、Bluetooth、機内モード、省電力、自動回転、モバイルデータ、サウンドプロファイル、Wi-Fiテザリング、スクリーンショットの11種類だ。

その他、Bluetooth接続性の改善、Google Playからのダウンロード時間表示、スクリーンセーバー機能(DayDream)、セキュリティ(マルチユーザ処理)やパフォーマンスの向上などが含まれている4.2.2へのアップデートを終え、今後は、IFA2013での搭載実績がある4.3や、4.4 KitKatへのメジャーバージョンアップも期待したい。

Google Android Developers Jelly Bean紹介ページ(英語のみ)
http://developer.android.com/intl/ja/about/versions/jelly-bean.html
※Android4.1、4.2、4.3の各バージョンについての解説
 

VideoHighlights(ビデオハイライト)へのテーマ追加 

HTC Zoeモードで撮影した写真と動画から自動的に30秒のビデオクリップを生成してくれるビデオハイライト機能で使用するテーマに6種類が追加されて12種類となった。 

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当初からの6テーマ(海の景色、アヴァロン、ヴェガ、アイフェル、バービア、アイランドディア)

従来は上部メニューからのリスト表示されていたが、視覚的なアイコンからの選択となった。

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今回から追加された6種(アトランティス、Hammerville、ゴサム、大通り、遊歩道、LILYTON)

HTCならではのビデオハイライト機能だが、使い込むと6種類では物足りなくなってくるので、このタイミングでのテーマ追加はありがたい。

IFA2013のデモ機では、任意の音楽を利用することもできるとITmedia Mobile編集長がレポートしていたが、今回のバージョンアップでの搭載は見送られている。 音楽は著作権違反とならないような配慮が必要ということで、YouTubeでBGMを提供しているように、著作権を意識しなくて済むライツフリーな楽曲をHTC社が追加してくれる方が、ユーザにとっても良いということかもしれない。
 

Wi-Fiの改善(高速化、安定制御対応) 

Wi-Fiの高速通信規格IEEE802.11acドラフト版に対応した。 徐々にWi-FiアクセスポイントがIEEE802.11acに対応しつつあり、家庭でも買いやすくなっていることから、この11ac対応は評価すべきポイントといえるだろう。

また、Wi-Fiが安定している時のみに接続する「Wi-Fi安定制御機能」に対応し、移動中などに街中の公衆無線LANスポットを拾ってしまうなど、不意な不安定なWi-Fiアクセスポイントへの接続が無くなる。 この機能がオンになっている際は、Wi-Fiとデータ通信の両アイコンが同時に表示されるので、設定状態の掌握もしやすい。(従来、通信している何れか片方のアイコンのみを表示)
 

カメラ機能の強化・改善(ギャラリーおよびHTC Zoe機能) 

被写体をロングタッチすることで、オートフォーカス(AF)とオート露出(AE)がタッチした被写体にロックする事ができるようになり、より質の高い写真撮影が容易になった。

ギャラリーの写真をBrinkFeed(ニュースやSNSの最新情報をホーム画面に表示する機能)に表示する機能が追加された。 BrikFeed画面を下に引き下げてメニューを表示させ、左側のプルダウンメニューから「ハイライト」の右横にある「・・・」を選択すると、表示する対象をカスタマイズ選択する一覧が表示され、スクロールした下部(下から2番目、auスマートパスの上)に「ギャラリー」とチェックボックスが表示されるようになった。 このチェックボックスをオンにすれば良いはずだ。(※ギャラリーをオンにしたが、撮影した写真が表示されないため、表示条件は不明)

KDDIの「HTC J One HTL22関連の主な変更点」には、ギャラリーをより使いやすくという強化点も記載されている。(※同ページのスクリーンショットと同じ画面が見当たらず、動作は未確認)
 

また、シャッターを押す前1秒と後3秒の4秒間を20枚の写真+3秒の動画を保存していたhtc Zoe機能が、シャッターを押した時の写真1枚と押してから3秒の動画の2ファイルだけが保存される仕様へと変更となった。 

従来方式では20枚もの写真が保存されてギャラリーが溢れるような状態になっていたが、今回からは、必要な写真だけを動画ファイルから取り出すことが可能で、機能的には損なわれていない点が評価できる。 シャッターを押した瞬間が不満足であれば、動画ファイルから、シャッターを押す前後4秒間の20枚から、お気に入りの1枚を選ぶ事になる。
 

ワンセグおよびSmart TV Box 

HTL22では、ワンセグ視聴の際にアンテナ機能の為にステレオイヤホンを使用するが、音声がこのイヤホンから聞くことしかできなかった。

しかし今回のアップデートにより、ワンセグ再生画面でスピーカーアイコンをタップするだけで、デュアルスピーカーからのワンセグ音声出力が可能となった。

つい先日も、Twitterでケータイ販売店の方がこの問題で困っており、『ワンセグ視聴中にAndroidアプリ「SoundAbout」があればスピーカーで音が出せるか?』という質問があり、対応可能と回答したばかりのな話題だが、試用版から有償版に切り替える際に¥300のアプリ費用が発生することから、ワンセグアプリの操作だけでスピーカーからの音声出力が可能になることは有り難い。

KDDIの提携ケーブルテレビ事業者で利用が可能な次世代セットトップボックス「Smart TV Box」のスマホ連携機能にも対応した。 Smart TV Box関連アプリをインストールすることで、Smart TV Boxからの放送・録画番組の再生、HTC J Oneからのリモコン操作が可能となるとのことだ。(※実機が無いため未検証)
 

ホーム画面など 

拡張ホーム画面一覧で画面の並べ替えが可能となった。並べ替えが可能なホームアプリが標準的な挙動ということで、不満が解消されるはずだ。

ホーム画面下部のドックエリアに表示するアプリの追加削除も、一般的なホームアプリの操作と同様な操作感となり、違和感が無くなった。(以前はアプリ一覧のアイコンがこの位置に配置されており、アプリ一覧から消えている状態だった。)

通知エリアのバッテリーアイコン横に残量を%表示できるようになった。
アップデート実施時のデフォルトはオフとなっているため気付きにくいが、「設定→電源→バッテリーレベルを表示」でチェックボックスをオンに設定することで表示させる必要がある。

また、省電力機能の利用有無に関わらずずっと鎮座していた「省電力オフ」という通知が消えてくれたことも、スッキリしてありがたい。 強いて言えば、通知エリアを開いた際に、上部の各種通知アイコンが表示されなくなる状態は、設定変更時の挙動確認にも使用するため解消して欲しいところだ。

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通知エリアに表示されていた「省電力オフ」は消えたが、通知アイコンはまだ表示されないまま。
Wi-Fi通信制御オンでWi-Fiとデータ通信アイコンが同時に表示される。
バッテリー残量のパーセント表示もありがたい。

 

アップデート情報 

以上が今回アップデートの概要となるが、詳細およびインストール手順については、KDDIおよびHTCのサイトを参照頂きたい。

 

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