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KDDI 2013夏モデル特集【1】HTC J One HTL22はプレスイベント「Meet the HTC Night」を開催
( 2013-05-22 07:00:00 )

au2013 Summerau2013 Summer

5月20日11時より、KDDIは『au発表会2013 Summer』を開催し、Androidスマートフォン夏モデル4機種を発表した。

NTTドコモがタブレットを含む11機種とかなり絞った夏モデルのラインナップだったが、KDDIはそれ以上に機種を絞り込んできた。

au2013 Summer 4機種のセグメント
4つのセグメントで4機種という絞り込みのKDDI2013夏モデル

2012冬モデルでのHTC J butterfly押し、唯一の2013春モデルINFOBAR A02というHTC社を最もプッシュしているKDDIだが、この2013夏モデルでも『HTC J One』を中心に据える。

au2013 Summer  htc x au
 

そして、人気のXperia最新モデル『Xperia UL SOL22(ソニーモバイルコミュニケーションズ)』、KDDIスマホ初の省電力ディスプレイIGZOを搭載&3,080mAバッテリーで驚きの3日間連続使用を実現する『AQUOS PHONE SERIE SHL22(シャープ)』、および、ディスプレイの振動で聞きやすいスマートソニックレシーバーとリアルメタルパーツをポイント使用することで質感を高めた『URBANO L01(京セラ)』の4機種という布陣で夏商戦を迎えることになる。

同社の主力商品が既にiPhoneとなっており、Androidスマートフォンの絞り込みは当然の流れかもしれない。 

これら4機種の紹介を中心に、au発表会 2013 Summer特集を連載するが、まずは、発表会当日の夜19時からHTC社主催のHTC J One HTL22のプレスイベント「Meet the HTC Night」(場所:青山迎賓館)が行われたので、同プレスイベントレポートと併せて、HTC J One HTL22について紹介する。
 

プレスイベント『Meet the HTC Night』

 

Meet the HTC Night HTC J One HTL22

•KDDI HTC J One HTL22製品情報ページ
http://www.au.kddi.com/mobile/product/smartphone/htl22.html
 
プレスリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2013/0520g/
 
•HTC HTC J One HTL22製品情報ページ
http://www.htc.com/jp/smartphones/htl22/
 
プレスリリース
http://www.htc.com/jp/about/newsroom/2013/2013-05-20-press-release
 
会場となった青山迎賓館は、ウェディングパーティーを行うスペースということで、HTL22と同様に、細かな点に配慮されて会場が仕上がっていた。

Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22

Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22

htcロゴカラーのグリーンを、あらゆるポイントで使用しており、建物外観はグリーンのライトアップ、エントランスへと続く階段にはグリーンのカーペット、受付を済ませると、ウェイティングルームにhtcロゴのウェルカムボード、中庭に出るとプールの奥にもhtcロゴもグリーンにライトアップされいた

また、プレスイベントとしては珍しく、生演奏とドリンクと料理が用意されているパーティースタイルで、auオレンジとhtcグリーンのオリジナルカクテル『HTCコリンズ』まで用意している力の入れようだった。

会場には、プレス関係者以外にも30~40名ほどのブロガーも特別参加していた。 一部のプレス関係者からは「ブロガーを優先しているのでは?」不評の声もあったようだが、マスメディアやメジャーなブログメディアだけではなく、HTC製品を支持する個人ブロガーの視点や記事も大切にするHTCの姿勢がうかがえ、好感が持てる。
 
 

HTCのAndroidスマートフォン

KDDIは、現在、HTC製Androidスマートフォンの主力商品と位置づけているが、国内におけるHTC製Androidスマートフォン初期ユーザは、ドコモのHT-03A(HTC Magic)、SoftBank X06HTなどを購入したマニア層・コア層であり、それ以前のWindows Mobileからのユーザ層・ファン層もその中に含まれるだろう。

しかし、HTC Jの登場から状況は一変し、より幅広い層・若年層へのリーチを意識した商品展開を進め、昨年春のHTC J、そして進化した冬モデルHTC J butterflyではアイドルグループ『乃木坂46』を起用するなどプロモーションの大きな変化もあり、マイナーなブランドから徐々にその知名度を上げてきてる。

Meet the HTC Night HTC J One HTL22

Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22 

Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22 

KDDI唯一の2013春モデル『INFOBAR A02』がHTC製品と気づかない一般的なユーザが多いかもしれないが、HTCを日立と勘違いする人もさすがに少なくなり、着実にHTCのファン層を広げている印象だ。

そして『HTC J One』は、HTC Jシリーズの流れ通り、美しい外観、そしてカメラと音にこだわっている点が最大の特徴で、春(HTC J)から冬(butterfly)、春(INFOBAR A02)、そして今回の夏モデルと、短期間で大きくエンハンスさせてきたところが、HTCの開発力の高さといえるだろう。

Meet the HTC Night HTC J One HTL22
 

プレスイベントでもしっかり魅せたHTC J One HTL22

18時開場でタッチ&トライコーナーで自由にHTC J Oneを試した後、19時よりHTC NIPPON代表取締役社長 村井 良二氏の司会でスタートし、HTC Corporation CEOのPeter Chou(ピーター・チョウ)氏が登壇し、進化したHTC Jのサマリーについて紹介した。

続いて、スペシャルゲストとして、新製品発表会の当日で多忙なスケジュールであろうKDDI田中社長が登壇し、田中社長とチョウCEO、KDDIとHTCの良好な関係を伝えるフリートークでは、いつものように、たびたび見つめ合うようなシーンがあり、恋人のようなというと語弊があるが、関係の厚さをアピールしていた。 

Meet the HTC Night HTC J One HTL22 

今回の『HTC J One』においても、グローバル向けのハイエンド機種「HTC One」をKDDI向けに仕上げた商品となるが、製品機種を特定する名称の前に「J」を入れてグローバルと異なる「HTC J」シリーズというブランドでの展開は、日本市場をいかに重要なマーケットとして考えているかが伝わってくる。

歓談・会食タイムの後、HTC Corporation グローバル商品企画部門担当バイスプレジデント 伊藤 泰(いとう たい)氏による製品紹介が行われ、製品の詳細について紹介された。

Meet the HTC Night HTC J One HTL22
左:HTC Corporation VP 伊藤 泰氏、右: HTC NIPPON 代表取締役社長 村井 良二氏

Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22
進化したHTC J oneを伝える伊藤氏によるプレゼンテーションスライド

フルメタルボディによる高い質感で、カラーバリエーションはホワイトメタルおよびブラックメタルの2色展開。水平線イメージしたとされるラウンドフォルムは、どこから見ても美しい仕上がりで、触った感じも非常に良く、持ちやすい形状だ

Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22

Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22

Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22 

質感を含めiPhone5にも似ていると感じる人も多いかもしれないが、他のAndroidスマートフォンには無いHTCのデザインセンスの良さで、幅広い人に受け入れられるだろう。

 

Meet the HTC Night HTC J One HTL22Meet the HTC Night HTC J One HTL22 

リアカバーは、裏面右サイドの突起部をスライドさせると、左側が持ち上がる構造で特徴的で、リアカバーを外すと、SIMとmicroSDスロットが出現するが、バッテリーなどは覆われており、HTC J IS13HTの時のような金属のジャンパーラインも無くスッキリしている。  動作確認の為に、自前のSIMを抜き差ししたが、ややきつく、取り外しにくいと感じた。(多くの人は一度挿したら抜く機会はそうそうは無いので、実用上は問題ないだろう。)

 

フロントは、高精細468PPI・4.7インチのフルHD IPSディスプレイの表示能力が非常に高く、ディスプレイを挟む形でデュアルフロントスピーカーが配置されており、デザインのアクセントとしても、他にはないインパクトがある。

Meet the HTC Night HTC J One HTL22

ステレオスピーカーをフロントに2つ配することで、背面スピーカーでの音のこもりや歪みを無くすだけではなく、アンプとDSPチップによる歪みが少ない大きなボリュームでのクリアなサウンド再生も可能となり、更に、得意とするBeats Audioとの連動により、より高音質でリアルな音を再現することを確認できた。

2013夏モデルスマホで、最も音質の良いスピーカーを備えた機種だろう。


HTC J One HTL22特集後編、htc BlinkFeedおよびカメラ機能に続く>>

 


 

KDDI 2013夏モデル特集

 

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