【特集】ITmedia主催『ELUGA P P-03Eタッチ&トライ ミーティング』イベントレポート:ELUGA Pを支える最新技術                  ( 2013-08-07 18:00:00 )
              
               
7月29日に開催されたITmedia主催『ELUGA P P-03Eタッチ&トライ ミーティング』イベント特集第2弾は、「ELUGA Pを支える最新技術」について紹介する。
「ELUGA Pに込めた思い」も合わせて参照頂きたい。
   
セッション2 : ELUGA Pを支える最新技術
商品開発グループ プロジェクト・マネージャー 佐藤貴義氏

セッション2では、商品開発グループ プロジェクト・マネージャー 佐藤貴義氏より、「最先端のタッチアシスト技術」「フルラウンドデザインの取り組み」「安心の電池長持ち技術」の3点について紹介があった。
1. 最先端のタッチアシスト技術
高い技術力・開発力が15mm離れた位置からのホバー操作を実現

従来からジェスチャー操作・タッチレス操作はあるが、座標が取れないために細かい操作ができないという課題があった。 そこで、PCマウスの様なホバー的な動作を目指し、今回はホバー機能一体型のタッチパネルを実装することで実現している。
タッチアシストは、タッチパネル操作における誤操作防止や不安解消を目的とし、新UIでの新しい操作感、コンテンツでのエンタメ性を追求している。 離れたところで操作してどのように座標が取れるかというと、電解容量の違いを検知(近接感知)して座標取得する仕組みを実現している。

ホバー操作性として、近接感知距離が重要なポイントで、5mmぐらいの位置からでは画面ギリギリで操作しなければいけないため、ELUGA Pでは15mmを目標値として開発を進めたことで、他社の5mm~10mmでの操作しかできないことへの優位性があり、更に、機能面においても、文字入力やカメラ総裁などに多彩なホバー機能を搭載している。

具体的には、2013年夏モデルで最多となる12機能を搭載しており、タッチアシストでは文字入力(キー入力ガイドや予測候補拡大表示など)・フィットホーム(アイコン拡大やガイド表示など)・カメラ(タッチレスシャッターやガイド表示など)に、新UI・コンテツではタッチレス操作(着信応答や画面ロック解除など)・ビューア(サムネイルプレビューやフォルダープレビューなど)・ライブ壁紙・コンテンツ(ゲーム)で搭載している。
これらの実装は、いくつもの課題点を解消して実現しており、「指の進入角」を正確にするために指の腹で反応してしまう事を解消し指先で反応するように、画面上の指の位置による補正・制御まで行なっている事、指の移動途中での過剰な反応を避けるために操作のスピードが落ちた場所が操作したい場所として感知する事、狭額縁により端末を持つ指に反応していまいやすい状況を解消するため、反応領域の面積や形状により判別する仕組みを入れた事など、高いレベルでの機能実装により「使いやすいホバー」を実現した。
    
2. フルラウンドデザインの取り組み
狭額縁かつラウンドガラスの2.5D全面ガラスタッチパネルは秀逸

前機種のELUGA Xは5インチながら68mm幅で、もっとコンパクトな機種を望む声が女性などにあり、今回は65mm幅に抑えて、かつデザインとして、フルグラスデザインと2.5Dガラス研磨加工を施している。 また、近接感知タッチパネルと一体の全面ガラスデザインは、狭額縁構造により僅か1mmの額縁を実現している。

今回のラウンドコンパクトを実現するために、レシーバーとフロントスピーカー一体化、おくだけ充電モジュールの小型化、リアカバーを成形後に0.9mmの樹脂を0.6mmまで部分的に切削加工も行っている。




   
3. 安心の電池長持ち技術
バッテリー・おくだけ充電・急速充電などはグループ力で他社を先行

大容量で小型化したバッテリー、おくだけ充電・急速充電、エコナビ、屋外モードといったパワーソリューションを実装している。

電池容量は2,600mAhで実使用時間54.9時間、オートecoありなら57時間の省電力性能はツートップを上回っている。
エコナビは、バッテリー残量が少なく通話だけにしたい時などに有効な「今すぐ最大eco」、使用状況からの残り使用時間予測表示、フル充電までの予測時間、電池残量・場所・時間によるecoモード自動切り替え機能の「条件でeco」などの機能強化が図られている。

また、Wi-Fiの自動ON/OFF機能が追加されており、登録したWi-Fiのアクセスポイント(AP)と3G/LTEセルIDを紐付けて記憶し、エリアに入ったらON、エリアから出たらOFFにすることが可能になった。

急速充電は、ELUGA POWERが業界初で従来の1Aから1.5Aに出力電流能力をアップさせ、ノイズ対策を施して1年ほど前からスタートしている。その後も、回路の工夫・改善も行なっている。

おくだけ充電は、パナソニックグループ(三洋電機)連携により市場を牽引しており、2011年度のムービング・コイル方式、2012年度のコイル固定方式、更に2013年度の光誘導方式へと進化している。 また、従来のモジュール方式からオンボード化や700mAから900mAの急速対応も他社に先行して2012年度に実装している。
屋外モードは、通常(他社)、バックライトの輝度を上げる事で屋外で見やすくするが、バッテリー消費が多いという課題があるが、ELUGA Pでは、Googleマップ利用時にコントラストやγ(ガンマ)値を調整したり設定画面で白黒反転させることなどで、屋外での見やすさを実現している。
これは、バッテリー消費だけではなく、輝度アップによる端末本体の温度上昇も避けることができるために、価値が高いソリューションといえるだろう。温度上昇により輝度を下げる機種もあることから、それ以外の選択肢として、他社も追随・模倣する可能性もありそうだ。
 
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