Optimus Vuで仕事してみた vol.1 by 販売現場の視点 @recov | 特集記事 | Android（アンドロイド）総合情報サイト AppComing（アップカミング）

Optimus Vuで仕事してみた vol.1 by 販売現場の視点 @recov
( 2012-08-21 15:00:00 )

L-06D OptimusVu

NTTドコモから発売中のLGエレクトロニクス製『Optimus Vu L-06D』について、特徴的なアスペクト比4:3のディスプレイとペン入力によるメモ機能を中心に、ドコモショップ西新店で8月3日に開催したLG ドコモ夏モデル2012タッチ＆トライ・セミナーイベントに参加頂き、モニターにもご協力を頂いた『販売現場の視点recov氏』によるレビューをご紹介します。

外観について

L-06D OptimusVu

PRADA Phoneで培われた高級感を演出する手法なのでしょうか、ピアノブラックの質感・発色は非常によいです。主張しないキャリア・メーカーロゴも好印象でした。

カラバリとしてホワイトも欲しいところですが、入手困難なJOJOモデル限定なのが残念です。

L-06D OptimusVu

端末の上下には細いスリットが設けられ、メッシュがのぞいています。
microUSBコネクタ端子はスライドカバーが付いているため耐久性は良さそうです。
このデザイン・質感で防水なのは凄い…。

メモ機能について

L-06D OptimusVu

私は、サッと思いついたことを記録するメモ帳と、長文をまとめるノート、そしてスケジュール帳を普段から仕事で持ち歩いています。

スマホやPCを持ち歩いてもアイデアを記録するスピードが劣りますし、ボイスレコーダーも声に出すことで思考が分断されてしまうので、記録には筆記が向いていると感じていたのですが、Vuをメモ帳代わりに使ったところ紙の利便性を犠牲にすることなく、電子機器ならではの＋αに関心しました。

まず、筆記について紙が勝るのはその「追従性」と「分解能」です。

一般的なスマートフォンでもアプリさえ入れれば手書きメモはとれますし、スマホ用タッチペンも市販されています。しかし実際に手書きメモを行ってみると上記2つの問題がでてきます。

ペンをすばやく走らせると描画が遅れてついてくる。
なめらかな書き味に程遠いガクガクとした線形。

これは、そもそもスマートフォンが筆記に対して最適化されておらず、ボタンなどUIをタップしたりフリックする前提で開発されたものだからです。

Optimus Vuは驚くほどペンに対して描画が追従し、細かなペンの動きにも高い分解能で反応してくれます。
Android 4.0(ICS)では開発者モードを利用することで、タップした場所を視覚的に確認することができるので簡単に比較できます。
実際に、私が所有しているMOTOROLA RAZRと比較した画像をご覧下さい。

L-06D OptimusVu 左：Optimus Vu・右：RAZR