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GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYOレポート:スマートウォッチGEAR Sは3G搭載・スマホ連携で通話定額時代のキラーガジェットになるか?
( 2014-10-12 20:00:00 )

GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYOレポート:世界先行発売するGALAXY Note EdgeとウェアラブルGEARシリーズで勝負するSamsung

サムスン電子は、10月8日に『GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO』を開催し、世界先行発売となるGALAXY Note Edgeを中心に、ウェアラブルデバイスのGEAR SGEAR Circle、防水防塵耐衝撃性能を有するGALAXY S5 Activeなどの最新商品ライナップの利用シーンをイメージさせるようなデモンストレーション中心に紹介しました。

本稿では、イベントレポートGALAXY Note Edgeタッチ&トライレポートに続き、GALAXY Note Edgeと連携するGear Sの3G音声通話転送、その他の商品についてレポートします。
 

GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYOレポート:世界先行発売するGALAXY Note EdgeとウェアラブルGEARシリーズで勝負するSamsung

3Gに対応したGear Sなら、手元にGALAXYが無くても通話まで可能に

  

Gear S(SM-R750D) スペック

基本スペックを確認すると、ドコモが推進してきたTizen OSを搭載、IPX7相当の防水・IP6X相当の防塵にも対応しています。 更に、FOMA 3G(2100MHz・800MHz)に対応しており、nanoSIM仕様となります。 

Gear S(SM-R750D) スペック

OS Tizen
CPU MSM8226 Dual 1.0GHz
対応端末 Android OS4.3以降のSamsung製スマートフォン
ディスプレイ 2.0インチ Curved Super AMOLED(360×480)
サイズ/質量 39.8×58.3×12.5mm/74.1g
バッテリー容量 300mAh
カメラ
メモリ RAM:512MB/ROM:4GB
外部IF Bluetooth 4.1(BLE)、3G、Wi-Fi 802.11 b/g/n
防水 IPX7/IP6X
センサー 加速度、ジャイロ、コンパス、心拍数、気圧、UV、照度
SIM nano SIM(3G)

 

単体での音声通話も可能なスマートウォッチ Gear S  

サムスンのスマートウォッチ従来製品は、Bluetooth連携による機能提供をしてきましたが、今回のGear Sでは3G通信に対応しており、Bluetooth連携では不可能な単体での音声通話およびGALAXYからの音声通話の転送連携による音声通話を可能としています。

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GALAXY側のGear S設定アプリから「Gearに転送」設定で転送開始

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Gear S側で転送でんわの注意ダイヤログでの同意を行い転送が可能に

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着信履歴

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不在着信のSMSを受信した例

 

また、3G搭載ということでSMSやEメールの送受信も可能で、ソフトキーボードが搭載されています。 かなキーは、トグル入力のみでフリック入力は対応していません。

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英字qwertyキー、数字キー、かなキー(トグル入力のみ)

料金プランは、ドコモ総合案内(151)で現在の状況を確認したところ、3Gでの音声通話転送が不要な場合は、デバイスプラス500の月額500円で利用できますが、ジョギングなどのスポーツの際に、GALAXYを手元におかず通話転送をする場合には、音声プランの契約が必要になります。

FOMA 3G対応機種ということで、FOMAバリュープランで無料通話25分のタイプSS バリューなら934円、新料金プランのカケホーダイプラン(ケータイ)なら2,200円となります。

ISP契約の要不要については、ドコモ総合案内のレベルでは「未確定」とのことで、上記プランにSPモードまたはmopera UといったISPを追加するのか、ケケホーダイプランにデータシェアオプション(月額500円)が必要になるのか、不明とのことです。

Bluetooth連携によるiコンシェルなどの利用とは別に、3Gでの通信となるとSPモードメール送受信、ヘルス系機能の取得データのクラウドアップロード、現在地マップ表示の際の地図データダウンロードなど、3Gによるデータ通信は必要となるはずですが、データ通信量は限定的ということで、従来型のプランではマッチせず、新しいプランが発売までに決定する見込みです。
 

データのみならデバイスプラス500・SPモード月額800円(税別)、3G音声転送と単体での音声通話が可能なな場合に、カケホーダイプランに加入している同一ファミリー割引グループ内ならば、デバイスプラス500・SPモードに少額の音声通話オプション料金を乗せて、合計が1,000円(税別)以下程度に収まる「通話定額時代のウェアラブルガジェット」となることに期待したいところです。

いっその事、ISP契約が不要あるいはキャンペーンで無料、月々サポート対象で月額から割引になれば、通話可能な次世代ウェアラブルの普及促進に貢献するでしょう。

 

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その他、Sボイス、時計デザインの変更、ヘルスケア系の機能(Nike+Running、コーチング機能、ウォーキング解析、心拍数モニタリング、グラフで健康管理)など、基本機能も充実しています。

 

Gear VRデモや国内未発売の商品 

タッチアンドトライコーナーには、国内未発売のSWAROVSKI仕様のGear S、MONT BLANC仕様のSペンGear VR が展示されていました。

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Gear VRをデモコーナーで体感すると、少し車酔いするような感覚もありますが、ゲームなどは十分に楽しめるガジェットで、今後の進化に期待がもてます。
 

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右のこめかみ位置に、タッチパッドがあり、アプリを操作できます

  

タフネススマホ GALAXY S5 ACTIVE SC-02G(NTTドコモ向け)

既にNTTドコモから10月4日に発売されたGALAXY S5 Active は、1.5mの高さからの落下テストコーナーや、水槽に沈めた水没テストコーナーなどが用意されていました。

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落下テストのデモ実演を繰り返しても裏蓋(リアカバー)が簡単に外れる事はない
 

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米国軍用規格MIL-STD-810G対応のタフネススマホが、ようやくドコモから登場となりました。

防水・防塵に加えて耐衝撃・耐温度・耐湿度・塩水耐久性能への対応は、法人向けでは建築・工事現場や冷凍倉庫などの過酷な環境での用途、一般向けでもマリンスポーツや登山などのハードなスポーツシーンでの利用が想定できます。

 

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