HTC J butterfly HTL23特集:HTC Conference Tokyo 2014レポート【HTCファン渾身のレポート by HTC速報 @HTCsoku 】 ( 2014-08-26 13:00:00 )
HTCはHTC Conference Tokyo 2014を8月19日に開催し、7月31日に発表したHTC J butterfly HTL23の商品詳細と8月29日の発売、乃木坂46を起用したプロモーションについて発表しました。
本稿では、商品概要 、アンバサダー乃木坂46、タッチアンドトライに続き、本イベント取材でのアシスタントとして協力してくれた自他ともに認めるHTCの大ファンであるHTC速報管理人によるイベントレポートをお届けします。
au2014Summer最後の1機種、HTC J butterfly HTL23が発表!!
待望の完全日本向けモデル第4弾
HTC CorporationはHTC Conference Tokyo 2014を8月19日に開催し、てau 2014年夏モデル最後の1機種として2014年8月29日から順次販売を行うHTC J butterfly HTL23を発表しました。
HTC J butterfly HTL23は、HTCが日本市場向けに開発・フルカスタマイズしたスマートフォンの「Jシリーズ」第4弾です。
2012年12月9日に発売されたJシリーズ第2弾「HTC J butterfly HTL21」の後継機種として位置づけられ、海外にて既発売のHTC One (M8)をベースに、テレビ(フルセグ・ワンセグ)・おサイフケータイ・赤外線・防水防塵に対応した日本向けの完全カスタマイズモデルです。
スペック
・Snapdragon 801 MSM8974AC 2,5GHz クアッドコア
・ディスプレイ:5インチ フルHD(1920x1080)、オンスクリーンキー
・RAM(主記憶装置):2GB
・内臓ストレージ:32GB+(SDカード128GBまで)
・防水・防塵:IPX5/IPX7・IP5X
・バッテリー:2700mAh
・メインカメラ:1300万画素 HTC ImageChip2 + 200万画素 深度カメラ(DuoCamera)
・インカメラ:500万画素
・OS:Android 4.4.2 with Sense 6.0
・その他:おサイフケータイ、テレビ(フルセグ・ワンセグ)、赤外線
・ICカード形状:au nano IC Card
・カラー: ルージュ(赤) / キャンバス(白) / インディゴ(青)
デザイン
筐体
デザインはau 2013夏モデルに販売が行われ、筐体に金属を利用した"HTC J One HTL22"とは違い、HTC J ISW13HTやHTC J butterfly HTL21などと同様にメインカラーはプラスチックを利用した光沢のあるグロスボディを採用しています。
HTC JHTC J butterflyにてタッチパネルガラスに採用されていた「ラウンド形状」は今回のHTC J butterfly HTL23では廃止され、前モデルと比較するとより強度重視となっている印象を受けます。
カラーバリエーションはルージュ(赤)・キャンバス(白)・インディゴ(青)が用意されており、ルージュとインディゴは光沢仕上げ、キャンバスは触り心地が良いマット仕上げです。
壁紙
壁紙は通常のHTC Sense 6搭載モデルのプリセット壁紙に加えてau Design Projectを立ち上げた小牟田氏がデザインしたオリジナル壁紙が12枚追加されており、HTC Nipponの村井社長は「壁紙を凝り過ぎるほど凝った」と壁紙にも手抜きなしを強調していました。
小牟田氏は、HTCが公開している旧モデルHTC J ISW13HTの開発秘話ビデオにてHTCの開発陣と大きく関わっている様子が公開されており、HTC Jシリーズのデザインの方向性を定めた1人だといえます。
旧モデルHTC J butterfly HTL21では開発に参加している様子は公開されていませんが、今回の新モデルHTC J butterfly HTL23の動画では再度登場しており、小牟田氏の再起用により昨夏モデルHTC J One HTL22では獲得できなかったユーザ層へのアプローチを強化し、日本市場でのシェアを拡大したいとHTCの意気込みをこのHTC J butterfly HTL23では感じ取ることが出来ました。
日本独自機能やauのネットワークが快適に利用可能!
おサイフケータイや赤外線、ワンセグはもちろんの事、HTCでは初めて対応となるフルセグやIPX7・IP5Xの防水防塵に対応しています。
USBポートおよびイヤホンジャックはキャップレス防水仕様となり、世界で販売しているHTC全モデルの中で最高峰の防水対応です。
加えてUQコミュニケーションズのTD-LTE互換「WiMAX 2+」や、LTE-Advancedの技術の一つとなる800MHzと2100MHzのLTEを束ねて安定した高速通信を行うキャリアアグリゲーション(CA)に対応することで、高速なLTEデータ通信を実現しています。
HTC J butterfly HTL23の注目機能
デュオカメラ(DuoCamera)
近頃流行になりつつあるボカし撮影を行いたいならこのDuoCameraを採用したHTC J butterfly HTL23で決まりです。
他社製のモデルでは1つのレンズにて写真を2回撮影した後にスマートフォン上で合成を行ってぼかし具合を出しています。そのような他社製モデルでボケ味のある写真を撮影したい場合どうしてもぼかしモードを選択し時間を掛けて撮影を行わなければなりません。
HTC J butterfly HTL23でもボカシのある写真を作り上げる大まかな仕組みは同じなのですが、2つのレンズを搭載している事によりより自然なボカシのある写真を撮影できるのに加えて、いつも通りにシャッターを押した写真でもで後からボカシ具合を変更できます。
後からボカシのエフェクトを具合をコントロールできるUFocus
更にiPhone 5などにも採用されているデュアルカラーLEDフラッシュを搭載し、より自然な色あいでのフラッシュ撮影が可能です。
セルフィーカメラ(SELFIE Camera)
日本初で高解像度500万画素となるインカメラを搭載しており、自撮りも楽々で広角・高画質にて撮影する事が可能になりました。
カメラ操作もより簡単に
HTCのSense 6.0にて採用されているカメラアプリのUIはとても直感的で利用しやすいものに進化しています。
右下の四角いマークを押すと、「通常撮影」「ビデオモード」「Zoeカメラモード」「インカメラモード(自分撮り)」「デュアルキャプチャ」「パノラマ360撮影」という6種類のモード名のアイコンが表示され、2タップで好みのモードに移行する事が出来ます。
モード切り替えを初めて表示する場合は、チュートリアルがポップアップされるため、初めて利用するユーザーにもわかりやすく、よりカンタンに各種カメラモードを試せます。
サウンド
HTCが去年から採用しているデュアルスピーカー(BoomSound)も今回のモデルでは進化しており、携帯スピーカーとは思えないようなより臨場感のある音を発する事が可能になっています。
更に今年のJ butterflyモデルの世界限定機能としてJBL Live Stageテクノロジーに対応しており、イヤホンで音楽を楽しむ場合でも妥協せず利用する事が可能となっています。
試供品としてJBLイヤホンを同梱しており、一般的なおまけイヤホンよりもかなり良好な音質です。
国内HTCモデル初のHTC Sense 6(エイチティーシー センスシックス)搭載
HTCが販売するモデルはAndroidスマートフォン全てのモデルにHTC Sense UIを採用しており、このUIはHTCがAndroid OSをベースに新たなOSを作りたいのではないかと言っても過言ではない程、独自カスタマイズを行っています。
HTC Sense UIは、新製品をリリースするごとに動作や操作性が大きく進化・向上しており、今回のHTC Sense 6においては「カスタマイズを行いすぎて重すぎる」といった事も一切ありません。
また、従来よりソフトウェアアップデートでのみ提供されていたSense主要アプリの機能強化は、その大多数がGoogleプレイストアからのアップデートに対応しました。 今後のSense UI関連の動作改善・機能向上は、メジャーアップデートを待たずに提供される可能性が高まった点が、ユーザにとって大きなプラスポイントとなりそうです。
そのほか、HTC Sense 6には以下の便利機能を搭載しています。
EX省電力モード
バッテリーを2600mAh搭載した、海外モデルのHTC One (M8)ではフル充電(100%)からこのモードをONにして利用すると、2週間電池が持つと公開されています。
Motion Launch
ダブルタップによるすリープからの起動はもちろん、左右上下のスライドによってすぐに希望のモードへ移行する事が出来ます。 HTCモデルでこの操作が可能になる事を待ちわびていたファンも多いことでしょう。
らくらくモード
文字の大きさや、アイコンを大きく見て簡単に操作が可能となるHTCらくらくモードが国内モデルで初搭載となりました。 ご年配の方でも安心してHTC J butterfly HTL23を利用する事が可能です。
特徴的なアクセサリーDotView Cover
DotView Coverは、グローバルモデルのHTC One(M8)など向けにHTCが提供する純正アクセサリーのフリップケースですが、今回のHTC J butterfly HTL23でも対応しました。
HTC DotViewは、画面上で電光掲示板風なドット表示により、カバーを開くことなく、ロックを解除することなく、時間、天気、メール着信、電話着信を通知します。
更に着信履歴から電話の折り返し発信も、カバーを開くことなく簡単操作で実現しており、ドットから見えるDotView Cover用の壁紙は、プリセットされた画像のほか、ユーザが任意の画像からカスタム壁紙を作成できます。
乃木坂46が3回目のHTCアンバサダーとして参加!
乃木坂46は日本の女性アイドルグループで、結成から約1年後にHTC公認アンバサダーとしてHTC J ISW13HTのプロモーションと新たなユーザ層の獲得に大きく貢献しました。
その後、HTC J butterfly HTL21でもアンバサダーとして活躍し、今回のHTC J butterfly HTL23が3回目の公認アンバサダー就任となり、既にHTC J butterfly HTL23のTV CMなどで露出していますが、CMソング「新曲「何度目の青空か?」と共に今後のアンバサダー活動に期待しています。
HTC J butterfly HTL23は、日頃よりHTCの大ファンとして追いかけている筆者から見ても、日本市場に向けて最も力の入った製品であり、過去以上に大プッシュしたいHTCのホンキ度を感じました。
auからの販売戦略なども含め、今後の展開が楽しみな1台です。
[執筆:htcsoku ]
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