HTC J butterfly HTL23特集:HTC Conference Tokyo 2014レポート【タッチアンドトライ】 ( 2014-08-25 21:30:00 )
HTCはHTC Conference Tokyo 2014を8月19日に開催し、7月31日に発表したHTC J butterfly HTL23.htmlの商品詳細と8月29日の発売、乃木坂46を起用したプロモーションについて発表しました。
本稿では、商品概要 、アンバサダー乃木坂46.htmlに続き、タッチアンドトライコーナーでチェックしたカメラ機能を中心にレポートします。
外観
HTC J butterfly HTL23は、前のbutterfly HTL21のデザインを踏襲しており、防水(IPX5/IPX7)・防塵(IP5X)に対応していますが、今回はUSBコネクタはキャップレスで利便性が向上しています。
カラーバリエーションは、レッド、ネイビーブルー、ホワイトの3色展開で、HTCらしいレッドと、ブラックの代わりに採用されたネイビーブルーのメタリックカラーの質感は良好でフロント部はいずれもブラック、ホワイトはセラミック調で感触もよくフロント部がボディ同色のホワイト仕上げです。 また、ボリュームとカメラまわりのメタルパーツがアクセントとなっています。
フロントには上下に配したデュアルスピーカーがHTC J One HTL22より出力もアップされ、臨場感のあふれるステレオ再生が可能です。 ヘッドフォン利用時は、HARMAN社のデジタル信号処理(DSP)機能「JBL LiveStage」によりスピーカー再生時のような臨場感を再現します。
リアカバーは外れず、左側にmicroSDスロット、右側にSIMスロットがあり、いずれもトレイ式です。電源ボタンは上部に配置されており、女性の片手操作では操作しにくいものの、Motion Launchジェスチャ機能をオンにすると、画面を2回タップすることでスリープから復帰します。(端末を縦に持っている時のみで、横向きではダブルタップしてもスリープ復帰しません。)
強力なカメラ機能
HTL23は、リアカメラに13メガピクセルの高解像度で、2つのレンズを搭載したDUO CAMERAにより、ズーム無しで撮影した際にボカシや3D効果などのエフェクトを後処理で実現しています。 フロントカメラも、国内最強の5メガピクセルのSELFIE(自撮り)を搭載しており、レタッチ(肌、顔の輪郭、アイエンハンサーなど)、フィルタによる色調変更、フレームなどの編集が可能です。
これら詳細機能については、別途レビューにて紹介しますが、タッチアンドトライコーナーでチェックしたいくつかの写真機能についてご紹介します。
UFocus
DUO CAMERAで撮影した写真に一眼レフのようなボカシを後処理で実現する機能です。
ギャラリーから、編集→効果→UFocusとメニュー遷移し、フォーカスを当てたい人を選択してボカシレベルを調整することで、周囲に好みのボカシ効果を追加できます。 この例では、3人の女性がバランスよく撮れている写真をUFocusにより左、中、右と女性のフォーカスを指定した際に、周囲にボカシが掛かっています。
コピー・アンド・ペースト
DUO CAMERAで撮影した写真から人を切り出して、別のDUO CAMERAで撮影した写真に貼り付ける機能です。
貼り付けたい写真で編集→効果→コピー・アンド・ペーストとメニュー遷移し、ギャラリーから切り出したい人物写真を開き顔をタップして人物を選択します。 自動的に人が切りだされますが、手動で上部の投げ縄ツールで選択範囲を調整できます。完了すると、元の写真に戻ってカットした人物がペーストされ、サイズや位置の調整も可能です。
シーズン
DUO CAMERAで撮影した写真全体に季節感のあるオブジェクトが舞うエフェクトを追加する機能です。
編集→効果→シーズンとメニュー遷移し、現時点で用意されているサクラ、たんぽぽ、メープル、雪の4種類から任意の効果を選択します。 写真は、徐々にズームアウトすると同時に、オブジェクトが舞い始め、静止画または5秒の動画で保存できます。
背景効果
DUO CAMERAで撮影した写真でフォーカスした人に、背景効果を追加する機能です。
編集→効果→背景効果とメニュー遷移し、現時点で用意されているスケッチ・ズームぼかし・カートゥーン(マンガ風)・カラー(背景を白黒化)の4種類から任意の効果を選択します。 人を選ぶごとにリフォーカスされ、その人以外に背景効果が適用されます。
シール
DUO CAMERAで撮影した写真に、サングラス・メガネ・防止・マスクなどのオブジェクトを貼り付ける機能です。
編集→効果→シールとメニュー遷移し、現時点で用意されている31種類のシールから任意の効果を選択します。 選択したシールが写真の上に配置され、ディスプレイをタップするとその場所に移動、ピンチイン・ピンチアウト(つまむような操作)で縮小・拡大し、2本の指で回すような操作をすると回転して向きが変更されます。 シールを人の後ろに配置したい場合は、右上のフォアグラウンド(レイヤー形状の)アイコンを選択します。人の顔を選ぶとその人物をシールの前に表示します。
メイクアップレベル
撮影時に設定メニューから10段階でメイクの濃さ(トーン)を調整する機能です。
HTC Zoe
撮影した写真から自動的にショートビデオ・クリップを作成してくれるZoeは、HTC J One HTL22に搭載され好評でしたが、今回のHTL23で細かな機能が追加されています。 写真の並べ替え、開始と終了クリップ(写真)の選択、ほぼ刷新されたテーマ、プリセットされた曲以外に任意の音楽を選択可能など、「あったらいいな」を実現しています。
デュアルキャプチャ
リアカメラと同時にフロントカメラからも撮影する機能で、静止画と動画に対応しています。
パーティーシーンなどで撮ってる人も一緒に撮影したい場合や、リアルタイム動画配信はできませんが動画レポートなどに活用できます。
その他
通知エリアからの設定メニューは項目が増え、並べ替えにも対応しています。
Dot View Coverは、着信通知や壁紙・ウィジェットなどを表示し、着信履歴からカバーをしたままで発信が可能です。壁紙は、Dot View Coverアプリから選択でき、プリセットされた壁紙のほか、任意の画像から壁紙を作成できます。
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