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イー・モバイル新商品発表会特集:2012夏モデルは世界初の下り150Mbps UE Category4対応GL04Pなど3機種すべてがファーウェイ製
( 2012-06-07 10:30:00 )

イー・アクセスは、6月6日に夏モデルのイー・モバイル新商品発売会を開催しました。

発表は、代表取締役会長 千本倖生氏、代表取締役社長 エリック・ガン氏、執行役員副社長の阿部基成氏が登壇し、阿部氏によるプレゼンテーションと3名による質疑応答が行われました。

阿部氏は、プレゼンテーションの冒頭で、3月15日にサービススタートしたEMOBILE LTEについて、下り最大75Mbps以上のモバイルブロードバンドサービスを他社と比較して月額3,880円という業界最安な料金、広いエリアから、12週連続で販売ランク1位を獲得し続けており、モバイルデータ通信端末市場シェアが36.9%から42.8%に6.9%増加し、LTEサービスの好調さを伝えました。

  

  

続いて、3つの夏モデル新商品の紹介を行いましたが、何れも中国ファーウェイ製品です。

 

 

1. モバイルWi-Fiルーター『Pocket WiFi LTE GL04P』

 

  • 世界初の下り最大150Mbpsの通信規格「UE Category4」対応EMOBILE LTEモバイルWi-Fiルーター
  • 自社内のFDD-LTE設備で、下り140Mbps超のスループットを実証

 

2. Android4.0搭載タブレット『GT01』

 

  • フルHD(1920x1200)10.1インチIPS液晶・1.5GHzクアッドコア64bit CPU+6コア32bit GPU(K3V2)・Andrnid4.0搭載タブレット(Wi-Fiモデル)
  • K3V2クアッドコアCPU(ARM Coretex A9 x4コア)は、従来同等製品と比較して、CPU性能3倍・GPU性能1.5倍という高速処理性能を有しながら50%の省電力化を実現
  • 16コアGPUにより豊かな映像表現や快適な3Dゲーム性能を実現。

 

 

 

 

3. Android4.0搭載スマートフォン『GS03』 ※5月31日のプレスリリース既発表

 

  • スーパー有機ELディスプレイ4.3インチ
  • 薄さ7.9mm・軽さ110g
  • 下り最大21Mbpsの高速通信対応
  • Texas Instruments OMAP 4460 1.5GHzデュアルコアCPU
  • Android4.0搭載のスマートフォン

 

 

 

質疑応答と今後の帯域割当

質疑応答では、以下の回答がありました。

  • 150Mbpsの通信を可能とするには20MHzの帯域幅が必要で、現在の15MHzに5MHzの追加割当がされれば実現できる。
  • (1.7-1.8GHz帯の5MHz追加割当は、総務省・周波数再編のアクションプランにより2012年中の割当)
  • 当面は75Mbpsのサービスで展開し、5MHzの追加割当により112Mbpsのサービスを検討する。
  • LTE対応スマートフォンは2012年度中の発売を予定している。
  • タブレットでWi-Fiのみとした理由は、ユーザ側のニーズが高く3G・LTEを搭載するよりも早くリリースでき、既存の400万ユーザも買いやすい。(価格は未定ながら)


質疑応答後の囲み取材などで、ガン社長・阿部副社長は、総務省からの追加割当への強い要望を報道陣に伝えていました。

現行の15MHz帯において、多くは5MHz帯域での下り最大37.5Mbpsのサービスを提供しており、10MHz帯域による75Mbps対応エリアはごく一部に留まっています。 仮に5MHzの追加割当により合計20MHz帯域幅となった場合においても、既存サービスとの兼ね合いから、下り最大112Mbpsのサービスからスタートすることになり、下り最大150Mbpsをスグに実現できるわけではありません。
しかしながら、総務省による700MHz帯の新規割当がドコモ、KDDI、イー・アクセスの3社となり、かつ1.7GHz帯の追加割当もイー・アクセスが獲得できれば、LTEによる高速データ通信の激しい競争においても、イー・モバイルの視界も良好になってくると思われます。

また、GL04Pの料金プランについて発表はなく、確認をしたところ検討中との回答でした。
EMOBILE LTEは、LTEフラット(にねん+アシスト1600)しかプランが選べない現状で、シェアは拡大しているものの一定のアーリーアダプター層の獲得の後は、アシスト無しのプランや、ダブル定額のプランがシェア・販売量の維持向上における重要なポイントになるのではないかと想定しており、発売時期の料金発表を期待しています。

 

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