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【UQコミュニケーションズ WiMAX 2+特集】WiMAX 2+サービス内容と気になる料金設定
( 2013-10-02 08:30:00 )

【UQコミュニケーションズ WiMAX 2+特集】下り最大110Mbps超高速モバイルブロードバンドサービスおよびWi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14を発表! 

9月30日にUQコミュニケーションズが発表した下り最大110Mbps・上り最大10Mbpsの超高速モバイルブロードバンドサービスWiMAX 2+特集。 WiMAX 2+のサービス内容と気になる料金設定についてレポートする。

【UQコミュニケーションズ WiMAX 2+特集】WiMAX 2+サービス内容と気になる料金設定

新サービス開始にあたり、利用可能なエリアが整備されるまでは時間を要するが、現行WiMAXを使用する「ノーリミットモード」、WiMAX 2+を優先接続しエリア外ではWiMAX接続をする「ハイスピードモード」、更に、エリアが実人口カバー率97%(2013年8月末時点)と広く、かつ下り最大150Mbpsと高速なKDDIの「au 4G LTE」が使用可能な「ハイスピードプラスエリアモード」という3つのモードを切り替えて使用することで、初期のエリアの弱さをカバーして、様々なユーザニーズに応える戦略だ。

KDDIグループとして、両社の強いサービスの組み合わせを提供している点が評価できる。今回発表されたモバイルルータ製品「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14」は、KDDIが最も力を入れてきたau 4G LTEコアバンドのB18/800MHzとB11/1,500MHzのデュアルバンドLTEに対応しており、2012冬モデルAndroidの発売当初からエリアの広さと高速性で高い評価を継続しているサービスをUQが利用できることは、ユーザにとって大きな安心と快適さを安価に手に入れる事になる。
 

余談となるが、グループ内での相互供給はソフトバンクグループも行っているが、ソフトバンク本体は各社の強いサービスの提供を受けて商品化を行っているが、自社のLTEサービス(B1/2100MHz・B8/900MHz)をグループ会社には提供せず、3Gのみの提供に留まっている。いわば、アンフェアな相互供給となり、子会社・関連会社側は自社単独でコアサービスを高める事が絶対条件となり、高速なモバイル通信のエリア戦略としては、かなり厳しいグループ内の環境といえる。 ソフトバンク本体のLTEコアバンドが逼迫している状態が解消されれば、という考え方もあるが、東名阪の主要エリアは、既に子会社・関連会社もエリア化が進んでいる事から自社サービスに優先接続させ、逼迫していないであろう地方や特定のスポットでは、ソフトバンクからLTEのローミングを供給してもらうだけで高速通信サービスのカバー率が上がるはずだが、実現には至っていない。
 

料金体系は、先の3モードの利用条件により異なり、やや複雑になった。

 【UQコミュニケーションズ WiMAX 2+特集】WiMAX 2+サービス内容と気になる料金設定
※別途登録料3,150円およびユニバーサルサービス料3 円/月(税込)が必要

基本料金プランは、新設された2年契約の「UQ Flat ツープラス」月額4,405円と、「UQ Flat ツープラスお特割」による月額525円の割引サービスにより、現在の月額料金と同一の3,880円で最大25か月間利用できる。(契約月は「UQ Flat ツープラス」「「UQ Flat ツープラスお特割」の何れも日割額となる。) サービス開始早々ということで、WiMAX 2+エリアが狭いことから、他社サービスとの優位性を考慮しても当面の料金据え置きは妥当といえるだろう。

この料金表には記載が無いが、期間の縛りがない契約も可能で、「おトク割」を適用しない前提で基本使用料は5,445円だ

現行WiMAXで期間の縛りがないUQ Flat完全定額プランの4,480円と比較すると965円程の料金アップとなり、恐らく端末購入価格も2年契約時より高くなる事が想定されるが、最新の機器を使い続けたいユーザにとって、期間の縛りが無いプランという選択肢が継続した事はありがたい。

2年契約の際は、契約満了月の末日またはその翌月以外に解約もしくは料金プランを変更すると、契約解除料として、課金開始日を含む月の翌月から最初の12ヶ月間は別途19,950円、13ヶ月目~24ヶ月目は14,700円、25ヶ月目以降は9,975円が発生する。現行のWiMAX年間パスポートの解除料(1年目9,975円、2年目以降5,250円)よりも高額となるので注意が必要だ。

【UQコミュニケーションズ WiMAX 2+特集】WiMAX 2+サービス内容と気になる料金設定

「ノーリミットモード」は、従来のWiMAXサービスで、容量制限や速度規制などは一切無く、最大25か月間は基本料金の月額3,880円で利用ができる。

 【UQコミュニケーションズ WiMAX 2+特集】WiMAX 2+サービス内容と気になる料金設定

「ハイスピードモード」は、WiMAX 2+に優先接続され、エリア外でのみWiMAXに接続するモードで、最大25か月間は基本料金の月額3,880円で利用ができる。

但し、26か月目以降からはWiMAX 2+と「ハイスピードプラスエリアモード」でのau 4G LTEの月間利用量と合計して7GBまでという容量制限が設定されており、超過すると当月末までは通信最大速度を128kbpsに規制される。 また、2015年4月以降は、当日を含まない3日間の合計通信量が1GB以上となった場合に、通信の状況に応じて通信最大速度を128kbpsに規制される場合があるとしている。

 【UQコミュニケーションズ WiMAX 2+特集】WiMAX 2+サービス内容と気になる料金設定

「ハイスピードプラスエリアモード」は、「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」を利用できるモードだが、使用した月のみ1,055円の追加料金が必要となる。また、サービス開始時点から、WiMAX 2+とau 4G LTEの当日を含まない3日間の合計通信量が1GB以上となった場合に、通信の状況に応じて通信最大速度を128kbpsに規制される場合があるとしている。
 

3つのモードを使い分けるポイント >>
 


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